あかね草

風しんが依然として流行しています。

妊娠と風しんについての詳しい内容は


それをうけて、豊田市でも妊娠を希望されている方とそのご主人に対して、
風しんワクチン接種に対する助成金がでていましたが、
2014年4月1日よりその内容が変更されます。

風しんワクチンの接種助成を受けるには、
先だって風しん抗体価検査を受けて、
抗体が低いことが認められた方のみが対象になります。

前の妊娠中に風しんの抗体検査をした時に抗体がないと言われたけれど、
まだ風しんのワクチンを打っていない方は、
風しんワクチンを接種する前にもう一度抗体の検査が必要になります
もう一度採血されるのはいや！
痛いのは1回だけがいい！と言う方、
お急ぎください
3月中なら、抗体検査を受けずにワクチンを受けられます。

一ついいことがあります
4月1日以降の改正にはは抗体検査にも助成金がでます
妊娠を考えている方その配偶者の方、
また、風しん抗体がない妊婦さんの配偶者や同居されている方もその対象となっています

助成金額は、抗体検査は全額負担（皆さんの負担はありません）
風しん麻疹混合ワクチンの助成金は5000円で、差額の3400円が皆さんの自己負担金になります。
風しんワクチンのみの助成金は3000円で、差額の3000円が皆さんの自己負担金になります。
4月からの当院の診療費の改正により、
風しん麻疹混合ワクチン、風しんワクチン両方とも自己負担金は4000円になります。
最近、麻疹も流行ってきていることもあり、麻疹風しん混合ワクチンの接種がおすすめです。

3月31日までの風しん対策事業については豊田市のホームページをご覧下さい
4月1日からの風しん対策事業については、こちら
チェックしてください


妊娠希望されている方、
風しんワクチン接種後は2ヶ月の避妊が必要です
妊娠前にワクチンを受けて、安心な妊娠生活を送ることができるといいですね

  

「風しんが流行っています」と昨年ニュースなどで報道があったことも記憶に新しいと思います。

これを受けて、豊田市でも妊娠を希望する方へ風しんワクチンの助成をしてきました。
そもそも・・・・
どうして妊娠中に風しんにかかってはいけないのでしょうか？

それは、妊娠初期の妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、
お腹の赤ちゃんが風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神運動発達遅延等の
先天性風しん症候群（CRS）児が出生する確率が高いことが知られているからなのです。

愛知県内の風しん患者さんの状況は、平成24年には98人でしたが、平成25年には、前年の4倍近くの375人でした
患者さんのほとんどが成人であり、とくに、20～40代の男性が多く、女性は20～30代に多い状況です。
これはちょうど妊娠を考える方の年齢と合致しています
現在の患者報告数はピークの時期から減少しましたが、依然として患者報告があり、今後も十分な注意が必要です。
（愛知県のホームページより）

当院でも風しんのワクチンを接種することができます。
風しんワクチン接種すると市から助成金がでます。
詳しくは次の記事で